公務員を辞めたいと感じたら最初に行うべき事は2つだけ【後悔防止】

公務員の転職

こんにちは、Yuta@元公務員のWeb系です。
先日、下記のツイートをしました。

最近Twitterで「公務員を辞めたいけど後悔しないためには何をしたらいいですか?」とDMをもらう機会が増えてきました。
公務員を退職して後悔する人の特徴は以下の2つが大きな要因かと思います。
✅自分の市場価値のリサーチ不足
✅自分の市場価値に見合った案件のリサーチ不足
ちゃんと調べましょう💡

公務員を辞めたいと考えている人は多いと思いますが、実際に行動する人は1割以下です。
その理由は、辞めたら後悔しそうで怖いからじゃないですかね。
この辺りについては公務員を辞めたいと悩む原因は依存です【結論:悩みを力に変える】で詳しく解説しています。

僕もこの考えには完全に同意なのですが、公務員を辞めて後悔する人には共通する特徴があります。
今回はこれを深堀していきます。

なお、今回の記事はITやプログラミング業界以外」への転職を考えている方向けです。
IT系への転職を視野に入れてる方は、公務員から転職するならIT系かプログラミングが爆速な理由【安定】を先にご覧ください。

本記事の内容

  • 公務員を辞めて後悔する人の特徴
  • 公務員を辞める前に必ず行うべき2つの行動
  • 公務員を辞めるなんて甘い?いえ、全然OKです

公務員を辞めて後悔する人の特徴

公務員を辞めて後悔する人の特徴
公務員を辞めた後に後悔する人がわりと少なくないです。
なぜ後悔してしまうのか、その要因を考えていきます。

公務員を辞める理由が明確でない

不思議なことに多くの人が明確な理由がないまま公務員を辞めていきます。
ざっくり言うと衝動的に辞める感じですね。

  • 仕事に「やり甲斐」を感じない
  • 同僚や上司と合わない
  • そもそも公務員志望ではなかった

上記のとおりですね。

確かに公務員は利益追求でもなく、能力で出世する世界ではないです。
そこに「やり甲斐」を感じない人が多いのも事実ですよね。
それから、旧態依然が常識な世界ですから上司が「おかしい」と感じる人もいるはず。

しかし、考え方を変えてみるとただ仕事を続けていれば確実に給料を貰えるのが公務員です。

僕は明確な理由があって公務員を辞めた立場なので、「公務員を退職しても余裕!」と自信を持って言えますが、明確な理由がないまま公務員を辞めてしまうことはオススメしません。

明確な理由にも色々あります。
例えば、「責任あるプロジェクトができる仕事がしたい」とか「金銭的にもっと自由になりたい」とかですね。
それはそれでOKです。

一番良くないのは「なんとなく辞める」です。

なお、これについては公務員から転職したい理由を明確にすれば次のステップは見つかりますをご覧ください。

公務員を辞める前に必ず行うべき2つの行動

公務員を辞める前に必ず行うべき2つの行動
公務員を辞めたいと感じたら以下の2つを必ず行ってください。
なお、今回紹介する方法は全て無料で利用できます。

それでは1つずつ解説していきます。

自分の現在の市場価値を調べる

自分の市場価値を調べる
公務員は一般的に「市場価値がない」と言われがちです。
しかし、わりと誤ったイメージでして僕が退職を考え始めた頃の市場価値は「年収710万円」でした。

当時の僕の年収からすると150万円も上乗せされた評価でして驚きました。

自分の市場価値をリサーチせずに転職活動を始めしまうとアウトですね。
つまり「相手から提示された市場価値を信じてしまうから」です。

なので、まずは自分の市場価値をリサーチしましょう。
なお、2つの方法がありますが、どちらの方法でもOKです。

方法1:dodaの年収査定を利用する

DODAの年収査定
大手転職エージェントのdodaではAIを用いた市場価値診断(年収査定)を無料で利用することができます。
年収査定を利用するには会員登録が必要ですが無料なので使ってみて損はないです。

なお、僕もdodaの会員でしてdodaの評判については【経験者が語る】dodaは転職希望の公務員も使えるの?【評判】で詳しく解説してますので合わせてご覧ください。

年収査定で自分の価値を調べる

方法2:ミイダスで市場価値を調べる

ミイダス
先ほどのDODAが詳細に診断してくれるのですが、もっと手軽に調べてみたい方はミイダスでもOKです。

こちらは質問に答えていくとリアルタイムで市場価値(年収)が画面上に表示され、それに合致した案件が何件あるかを教えてくれます。

診断自体は簡易的に行えますが、自分の市場価値に見合った求人案件を見るには会員登録(無料です)が必要です。
また、設問が「わりと長いかな」と思うところがありまして、個人的にはDODAの方が親切かなという印象です。

年収査定で自分の価値を調べる

自分の市場価値に合った案件を調べる

自分の市場価値に合った案件を調べる
上記のステップでは自分の市場価値(年収査定)が判明しました。
次に行うことは自分の市場価値に見合った求人案件の数を調査することです。

自分の市場価値が判明しても、それに合致する案件がなければ意味がないですからね。

なお、ここからはdodaが提供する無料サービスを利用します。

利用は完全無料なので、まだ登録していない方はサクッと済ませておくとスムーズです。

【無料】で案件を調査しよう

dodaで実際の案件を調べる方法

DODAのサイトに行くと「求人を調べる」のようなメニューがあるのでクリックします。

なお、調べ方のコツは以下の通りです。

1.職種はとりあえず空欄でOK
2.勤務地は自分が希望する場所
3.年収は事前調査で調べた自分の市場価値の金額

僕が公務員を退職する直前に弾き出した市場価値は710万円でした。
それを基準にして、上記のコツに従い入力した結果がこちらです。
※適当ですが、あえて地方の「愛知県」にしました
市場価値の結果
年収710万円オーバーの求人案件が220件以上です。

なお、今回は「マーケティングの分野」に限って検索しましたが、業種を絞らなければ案件の総数は2,500件もありました。

他にも以下のような求人案件がたくさん。
公務員の市場価値2
控えめに言って「驚きばかり」ですよね。

ぶっちゃけ、転職市場は激アツです。

公務員を「辞める=甘い」は迷信です

公務員を辞める=甘いは迷信です
「公務員を辞めるなんて甘い!」と言う人がいますが、勘違いじゃないですかね。
個人的な見解ですが、「公務員に見切りをつける人は優秀な人が多い」印象です。

実際に、僕が自分の市場価値を調べただけでも、公務員のままよりは遥かに高い結果が出ました。
しかし、絶対にやってはいけないことがあります。

自分の価値をリサーチせずに転職すること

これです。

例えば、電化製品を買おうと量販店に行くとします。
そこで店員は「この商品は今だけ〜円ですよ!もう2度とないチャンスです」
こんなセールスをしますよね。

店員の目的はただ1つ。
それは、あなたに商品を買ってもらうことだけ、です。

多くの客は「こんなチャンスはもう2度とないなら買おうかな」と思います。
しかし、客がこんな対応をしたら店員はどうするでしょうか?

「A町にあるB店では同じ内容で、〜円でいいと言われました」

おそらく店員は「ではB店と同じ金額まで値下げします」と言うはずです。

実は転職市場も同じことが言えまして、自分の価値を調査してきた人は交渉に有利ということです。

例えば、転職エージェントであるA社もB社も「株式会社Yuta7blog」をあなたに提示したとします。
あなたの市場価値は700万円とします。

条件は以下の通り。

  1. A社:年収600万円を提示
  2. B社:年収700万円を提示

当然、同じ「株式会社Yuta7blog」ならB社からの紹介がいいに決まってますよね。

自分の市場価値を知っていればA社からの提示を「断るor交渉」することができますが、多くの人は「エージェントに言われるがまま」です。

自分を守るのは自分だけですから、必ず自分の市場価値をリサーチしてから行動しましょう。

ハッピーな転職ライフを!

年収査定で自分の価値を調べる

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