非正規公務員こそ待遇改善に期待せず副業でガッツリ稼ぐべき【合法】

公務員

こんにちは、Yuta@元公務員です。
先日、NHKで非正規公務員の実態が特集されていました。

そして僕は下記のツイートをしました。

非正規公務員の存在は負の連鎖です。
あまりにも人格を無視しているような気がします。彼ら彼女たちは本当に仕事は一生懸命にやってくれますが待遇は正規公務員の5割程度の場合も。低待遇のくせに副業に関しての制限は正規と同様に求めています。あまりにも酷ですよね。

誤解のないように言うと、僕は非正規公務員の方には感謝してもしきれないほど感謝しています。
彼ら(彼女ら)は、正規公務員と同じように働いてくれています。

自治体によっては非正規公務員の割合は全職員の6割以上を占めています。
つまり、非正規公務員の存在がないと、その自治体は崩壊します。
それなのに報酬は正規公務員の3分の1程度です。

控えめに言ってあまりにも過酷というか劣悪な労働環境です。

でも個人的には結局のところ非正規公務員として働かないと生きていけない個人にも努力が足りないと思っています。

要するにブラック体質な場所に居座る必要はないです。
この辺りについては公務員を辞めたいと感じたら最初に行うべき事は2つだけ【後悔防止】で詳しく書きました。

とはいえ、です。
非正規公務員には正規職員には認められていないチャンスがあります。

非正規公務員は副業が認められています

とはいえ、非正規公務員でもパートタイムの方は副業が制限されていません。特に2020年度からは総務省も明確に答弁しています。ですから、非正規公務員の方でも悲観的になる必要はないです。責任感が強いことは良いこともありますが自分の生活を困窮してまで続ける必要はありません。まずは自分と家族。

今回は上記を深堀して説明します。

この記事の内容

  • 非正規公務員の実態
  • 2020年度から非正規公務員が大きく変わる
  • 非正規公務員の待遇は改善できない
  • とはいえ、非正規公務員は最強です
  • 今の立場を維持しつつ副業でガッツリ稼ぎましょう

非正規公務員の年収はヤバイ

非正規公務員の年収はやばい
非正規公務員の年収は平均で200万円以下がほとんどです。
もうね、控えめに言っても辛すぎますよね。

繰り返しますが、非正規公務員の方の業務内容は正規職員とほぼ同じかそれ以上の量です。
窓口業務の方もいますし、保育士や看護師さんの非正規公務員もたくさんいます。

責任ある仕事に就いていながらも報酬は正規職員の6割程度かそれ以下です。
出来ることなら今すぐ非正規公務員を辞めたいと思ってる人が大半だと思います。

非正規公務員には育休もボーナスもない

ここまで来たらブラック企業と変わりませんね。
ものすごく劣悪な条件で労働者を雇用しているのが今の現状です。

追加情報あり

2020年度から非正規公務員にもボーナスが支給されることになりました。
とは言え、あまり期待はできないのでサクッと副業スキルを身に付けましょう。

非正規公務員には各手当も支給なし

これは自治体によると思いますが、僕が以前に働いていた自治体では、非正規公務員の方に支給される手当は交通費だけでした。
住居手当も一切なし。
毎日、お昼ご飯をおごりたくなるほど切なかったです。
※おごりたかったのですが小心者なので出来ませんでした

官制ワーキングプアは解消すべし

正規職員の数だけで業務が回らないのなら、いっそのこと近隣市町村と合併すべきです。
「お金(報酬)は出せないけど仕事は頼む」はあまりにも酷すぎる話です。

会計年度任用職員に名称が変更される

会計年度任用職員に名称が変更される
2020年度から非正規公務員から会計年度任用職員に名称が変更されます。
期末手当や退職金も支給されるようになりますが注意が必要です。

結論:会計年度任用職員はもっと苦しいかも

これが僕の見解です。
1つず深堀りします。

会計年度任用職員はボーナスが支給される

一見すると「え?いいじゃん!」と思うかもしれませんが、まずは雇用形態を見てください。
会計年度任用職員は2つの分類に分けられます。

  1. フルタイム
  2. パートタイム

このうち、ボーナスについてはどちらも支給されます。
ただし、支給額はフルタイムの方が多くもらえます。
なおパートタイムの場合は昇級は超スローペースですし退職金の支給はありません。

こう見ると「会計年度任用職員として働くならフルタイムが有利じゃん」と思いがちですが、それは違います。

会計年度任用職員ならパートタイムが最強です

パートタイム会計年度任用職員のメリット

パートタイム会計年度任用職員のメリット
フルタイムの会計年度任用職員は、原則的に正規公務員と同等の制限があります。
抜粋すると以下の通り。

  • ストライキ禁止(公務員に準ずる)
  • 副業は禁止(公務員に準ずる)

昇級スピードも今よりアップするしボーナスも支給する代わりに、フルタイムの会計年度任用職員は正規職員と同様の制限が適用されます。
なんか、もはやメリットを感じませんね。

一見すると改善されそうですが、結局は非正規と同じ立ち位置ですから個人的には魅力を一切感じません。それなら立場だけでも正規と同じ公務員にしてあげてもいい気がしますけどね。

朗報:パートタイムは上記の制限がありません。

僕が伝えたいのはこれです。

パートタイム会計年度任用職員は副業でガッツリ稼ごう

パートタイム会計年度任用職員は副業でガッツリ稼ごう
地方自治体は総務省発行の会計年度任用職員についてのマニュアルに沿って運用を行います。
そのマニュアルには以下の記載があります。

パートタイム会計年度任用職員を副業可能とした理由は?

パートタイムの会計年度任用職員については、勤務時間が限られており、極めて短い時間のみ公務に従事する場合があり得ること、また、 これらの職員の生計の安定、多様な働く機会の確保のためにも、柔軟な対応が必要であること等から、一律に制限はしないこととしたもの である。
引用:会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアル(第2版)

※全文を読みたい方はこちらからどうぞ(長文です)

要するに少ない給与しか払えないけど、その代わり副業していいですよ。あ、でも守秘義務や信用失墜行為には注意してね。ということです。

結論:堂々とガッツリ副業して生活を楽に出来ます

副業はリスクと労働が伴わないものを選ぶべし

副業と聞くと、スーパーや飲食店で働いたり、はたまたメルカリで転売することをイメージすると思いますが全てNGです。
副業を選ぶ際の条件は以下の2つに該当するものだけです。

  1. リスクがない(在庫や借金)
  2. 労働がない(肉体的な労働)

リスク(在庫や借金)を抱えてしまうと破綻した時が怖いですし、仕事後にまた体を使って働くのは疲れます。
僕だったら自宅で出来て、かつ自分のスキル習得に繋がるものを選びます。

結論から言うとブログ運営かプログラミングが最強です。
例えば、プログラミングは以下のような未来を手に入れることができます。

プログラミング学習のメリット

  • 自宅で学習できる
  • 年齢や性別も関係なくスキルさえあればOK
  • 自宅で案件を受注して稼げる
  • 初心者でも勉強すれば月に10万円は可能
  • さらに勉強すればIT業界に転職可能
  • IT業界は人手不足なので仕事に困ることはない

上記の通りです。
控えめに言わなくてもメリットしかありません。
なお、IT業界が激アツな理由は公務員から転職するならIT系かプログラミングが爆速な理由【安定】で詳しく解説してますのでご覧ください。


またプログラミング学習は難しいと思われがちですが、今はオンラインの無料体験や学習相談も流行ってますので敷居は低いです。
この辺りは、IT業界に転職したい公務員におすすめのプログラミングスクール4社で詳しく説明してますので必見です。

非正規公務員はデメリットをチャンスにしよう

非正規公務員はデメリットをチャンスにしよう
非正規公務員(パートタイム会計年度任用職員)は恩恵こそ少ないものの、副業がしっかりと認められています。
プログラミング学習は簡単ではありませんが、毎日2時間から3時間の学習を続ければ人生変わります。

重要:現状を悲観せずチャンスに変える

間違いなく9割以上の人が「非正規公務員は損でしかない」と感じていますが、考え方1つで物事は全く違う景色に見えます。
つまり暗闇の中にある光を見つけた人だけがチャンスを掴めます。

副業が認められているなんてチャンスでしかないですよ。
さくっとプログラミング学習やブログを始めてみると生活は激変すると思います。

なお、副業やスキルアップについては【断言します】公務員が習得すべき副業スキルは2つだけ【転職可】で詳しく書いてますのでご覧ください。

非正規公務員として職場や地域住民を支えている方だからこそ、次は自分自身や家族の将来を優先的に考えてみてはどうでしょうか。

あとは行動するだけです

ここまで読んでいただきありがとうございました。
非正規公務員の方でも悲観することはありません。
あとは行動するかどうか、だけです。

とはいえ、何から始めていいか分からない方も多いと思いますしネットで調べてもあまり詳しく書かれたサイトはありませんよね。
なので、以下の記事を書きましたので是非ご覧ください。
めちゃくちゃ有益な情報ばかりです。(かなり気合いを入れて作りました)

行動すれば必ず報われます。

人気記事【公務員から民間に転職したい方へ】転職に成功するためのコツは○○です

人気記事公務員からWebマーケターへ転職する方法【実績あり】

人気記事 本気で転職したいならこのスクールを使うべし【格安で大人気】