公務員から民間に転職する際に使える自己PR文の作り方【法則あり】
こんにちは、Yutaです。
僕は元公務員でして民間への転職経験者です。
さて、今回はこんな方に向けた内容です。
転職したい公務員「公務員から民間に転職したいけど自己PR文の作り方が分かりません。自分のことを客観的に書くのは苦手なので何かいい方法があれば知りたいです。」
こういった疑問に答えます。
なお、今回紹介する方法は僕が実際に使った方法でして、うまく利用すれば転職活動で失敗することは少なくなるはずです。
この記事の想定読者
- 公務員から民間に転職したいけど自己PRが苦手な人
- 転職サイトを使っても面接で落とされた経験がある人
今回は自己PR文の作り方を紹介しますが転職希望の業種がある程度決まっていることが前提でして、まだ何も考えてない方はキャリア設計からスタートしてください。
これについては、【本質です】公務員から転職するのが難しい理由と攻略法【裏ワザ】をご覧ください。
【本質です】公務員から転職するのが難しい理由と攻略法【裏ワザ】
公務員から転職したい人向けです。公務員からの転職は難しいと言われがちですが、半分正解で半分は嘘です。きちんとしたステップを踏めば公務員からの転職は難しくないですが大抵はやり方が違いますね。転職エージェントを利用したけど転職が難しかった人や公務員からの転職は難しいと思っている方はぜひどうぞ。本質と裏技ありです。
では早速始めます。
もくじ
- 公務員から民間に転職する際に使える自己PR文の作り方
- 転職に必要な自己PRはSWOT分析を使うべき
- 公務員が民間に転職するために必要なのはブランディングです
公務員から民間に転職する際に使える自己PR文の作り方
公務員から民間に転職する際に重要なのが自己PRです。
面接や書類選考で落ちてしまう人は、おそらく自己PR文に問題があるはずでして、ここを入念に作っておけば転職活動の7割は完成です。
大抵の人はネットで拾ってきた雛形や本などを参考にして書いているようですが、これでは間違いなくダメです。
大切なことは、公務員であることを強みにしつつ、企業が惚れ込むような自己PR文の作成が重要です。
とはいえ、あまり難しいことではないですし、ある法則を使うことでわりと簡単に自己PR文を作ることができますよ。
それでは早速、各論に入ります。
公務員から転職に必要な自己PRはSWOT分析を使うべき
聞き慣れない横文字ですみません。
でも、これが最短で効果的な自己PR文を作れるようになる法則です。
SWOT分析とはマーケティング分野でよく使われる手法でして要は、今の問題点と強みを抽出することで次なる戦略を開拓するための法則です。
以下が全体的な構造です。
SWOT分析には、自分自身のことと転職を希望する業種全体のことを抽出する必要があります。
なので、まずはどんな分野に転職したいかが重要になるわけです。
SWOT分析については専門的なことを書き出すと長くなるので、今回は福祉系コンサルタント会社に転職希望の場合を例にします。
想定する転職希望者の特徴は以下です。
・現在は高齢支援課で業務を担当している
・福祉系コンサルの仕事に転職したい
こんな感じの公務員です。
それではSWOT分析に当てはめていきます。
SWOTのSは自分の強み
要は長所ですね。
これは自分を売るために必要な部分なので遠慮しないでOKです。
今回の場合だと以下ですね。
- 公務員として5年間、行政に携わっている
- 高齢支援課の業務を通じ福祉や高齢者支援に精通した
- 高齢者が求める真のニーズを熟知している
- 高齢者とのコミュニケーションに長けている
他にも学生時代のスポーツ経験でもいいし資格でもOKです。
とにかく抽出できる長所はたくさんピックアップしてください。
SWOTのWは自分の弱み
これは短所ですね。
あまり知られていないかもですが、短所を把握できる人は優秀でして、「短所をどのように分析して次に活かすか」を考えることができる素質があります。
なので、ここも遠慮しないでたくさん抽出しましょう。
例えば以下です。
- 公務員の経験しかない
- 民間企業の経験がない
- 自分から何かを企画して成し遂げた経験がない
こんな感じですね。
後ほど紹介する方法でここをアピールポイントに変えていきます。
SWOTのOは機会
ここからは転職希望の分野についての内容です。
要はその分野が置かれているチャンスな状況ですね。
例えば今回であれば以下です。
- 高齢化が加速する
- 高齢者向けサービスの需要は右肩がり
- 社会的なニーズが高い
- つまり今後も継続的なチャンスが有る
こんな感じでして、転職希望の分野を知った上での抽出が必要です。
なので、転職希望の分野が決まってない人は先にキャリア設計を始めましょう。
SWOTのTは脅威
最後です。
脅威と書くと難しいので、ここではその分野にとってのピンチとして読み進めてください。
今回の場合なら以下ですね。
- 高齢者サービスの需要増加に伴い新規参入が増える
- つまりライバルが増えるため競争が激化する
今回の場合ですと上記ですね。
公務員から民間への自己PRはクロスSWOT分析で仕上げます
SWOT分析が終わったら次はクロスSWOT分析で揃えていきます。
全体像は以下です。
一つずつ見ていきます。
S(強み)とO(機会)をクロス
今回の場合は以下です。
- (S)公務員を5年続けた経験から高齢者サービスのニーズを把握している
- (O)故に高齢者が真に必要としているサービスを開拓できる
S(強み)とT(脅威)をクロス
以下です。
- (T)競合が増えることで競争は激化する
- (S)行政としての経験と知見からのサービスは他社には真似できない
- (S)故に他社との差別化ができるため競合と拮抗しない
- (S)最終的には企業としての利益が確保できる
なんとなく良い感じになってきました。
W(弱み)とO(機会)をクロス
次は自分の弱みと分野の機会をクロスします。
- (W)公務員としての経験がないため利益追求の経験がない
- (W)新しい企画やプロジェクトの経験がない
- (o)しかし公務員だからこそ知り得たニーズもたくさんある
- (o)必要だと思っていたサービス展開を企画して実現できる
こう見てみると短所と思っていた項目こそ説得力がありますね。
短所はチャンスです。
W(短所)とT(脅威)
最後がこれです。
たとえば以下ですね
- (W)公務員以外の経験がない
- (T)これからライバル企業の参入が増える
- ただし公務員経験者の社員は他社にはいない
- 行政も知り尽くした経験からサービスの展開ができる
どうですかね?
めちゃくちゃ説得力が増したと思いませんか?
今回のSWOT分析を使えば志望動機書もサクサク作ることができまして、詳しくは公務員から民間への転職は志望動機で全てが決まります[雛形あり]をご覧ください。
公務員から民間への転職は志望動機で全てが決まります[雛形あり]
公務員から民間へ転職するために避けられないのが「志望動機」です。志望動機に何を書けばいいか悩んでる方が多いと思いますが、ここをクリアにできれば転職は大きく有利になります。今回は「転職市場で不利」と言われている公務員でも魅了的な志望動機を書くことができる方法を紹介します。テンプレもあるのでパクリOKです。
公務員が民間に転職するために必要なのはブランディングです
公務員から民間に転職するためには相手が興味を抱くような自己PR文を書くことが重要でして、ここが出来てないと何社受けてもおそらく落ちます。
重要なことは公務員であることを強みに変換してブランディング化することです。
ここが理解できてないと転職は基本的に無理です。
よくあるのが、「転職エージェントを利用したのに落ちた」ですが、それもそのはずで一部のエージェントを除けばここまで教えてくれることはありません。
というか、多分ここを知らないエージェントの方が多いです。
この分野については転職エージェントではなく転職サポートのプロが詳しいですね。
どのサービスを利用してもいいとは思いますが、Yahooニュースで取り上げられているゲキサポが一番使いやすいかもです。
無料で話を聞けますので気になった方は試してる価値はありますよ。
詳しくは僕の別記事をご覧ください
一般的に、公務員は転職に不利と言われていますがSWOT分析とクロスSWOT分析を使って自己PRを作ることで公務員であることが有利になります。
なので是非、今回紹介した方法で効果的な自己PRを作ってみてください。
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